aga治療には寿命がある!?薄毛を放置すると手遅れになる理由とは

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薄毛の原因となっているagaの治療には寿命があり、放置すると手遅れになってしまいます。「面倒くさいから、本格的にハゲてきてから治療しよう」などと考えていると、二度と髪の毛が生えてこなくなってしまうかもしれません。

なぜaga治療に寿命があるのか、また、agaの発症する原因、治療方法などについて説明します。

agaって何?

agaとは男性型脱毛症のことで、何らかの原因によって毛が抜けていく病気です。発症してしまう原因としては、生活習慣の乱れや、薄毛の遺伝などがありますが、薄毛の根本的な原因には、男性ホルモンが関係しているのです。

agaの原因はズバリ、男性ホルモンである「テストステロン」が変化した「ジヒドロテストステロン」にあります。テストステロンは男性ホルモンの一種であり、筋肉量をアップさせたり、毛を濃くさせるなど、男らしい体つきを形成する役割があります。

しかし、テストステロンがジヒドロテストステロンに変換されてしまうと、毛が十分に育たなくなってしまい、毛が抜けやすくなってしまうのです。髪の毛が抜けるにはヘアサイクルが関係しており、ジヒドロテストステロンの強力な脱毛作用によって、ヘアサイクルが乱れてしまいます。

これがagaです。

ヘアサイクルとは

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髪の毛には大きくわけて3つのサイクルに別れています。「成長期」「退行期」「休止期」です。成長期は約2~6年で髪の毛を育てる時期、退行期は約2週間で髪の毛の成長が止まる時期、休止期は約3~4カ月で、髪の毛が抜けるのを待っている時期です。

このヘアサイクルにより、髪の毛は生え、抜けるを繰り返しています。

髪の毛の寿命は、大体約3~6年が一般的となっています。

agaの治療には寿命がある

人の細胞分裂は、限られた回数しか分裂・増殖することができないと言われています。一部の生殖系細胞を除いては、約40~50回細胞分裂をしたら、終了してしまいます。それは髪の毛も例外ではなく、約40~50回の細胞分裂を繰り返したら、毛母細胞が寿命を迎え、二度と髪の毛が生えてこなくなってしまうのです。

毛母細胞は、上記で説明したヘアサイクルが一周することで分裂、髪の毛を生成しています。ヘアサイクルの一周するまでの期間を最短2年だと考えると、毛母細胞の分裂が最小の40回だったとしても80年髪の毛が生えてくることになり、普通の人が人生を全うするくらいの期間は髪の毛が生えてくることになるでしょう。

しかし、agaになってしまうと、成長期の期間が極端に短くなってしまいます。agaによりヘアサイクルの機能が正常に機能しなくなると、成長期が「0.5~1年」ほどに短縮されてしまうのです。ヘアサイクルが一周する期間が0.5年だと仮定すると、毛母細胞の分裂が40回で20年、最大の50回だとしても、25年で毛母細胞は分裂することができなくなります。

毛母細胞の細胞分裂が終了すると、agaの治療をしても毛髪を再生させることはできません。

agaはなぜ起こるのか

agaさえ発症しなければ、人の平均寿命である80歳ぐらいまでは、きちんと髪の毛が生えてくることになります。成長期が短ければ、髪の毛は細くなり、抜けやすくなってしまいますが、髪の毛が生えてこなくなるという事態にはならないでしょう。

しかし、agaが発症すれば、髪の毛が2度と生えてこなくなる可能性があります。agaが発症する原因は「遺伝」「生活習慣の乱れ」などが関係しています。遺伝では、「5αリダクターゼ」という脱毛ホルモンを増やしやすい酵素や「アンドロゲン受容体」という脱毛ホルモンの影響を受けやすい遺伝子などが家族や親族から遺伝されると、agaになりやすくなってしまうのです。

生活習慣は、「ストレス」「食生活の乱れ」「睡眠不足」などによりagaが発症する引き金になります。不規則な生活を送っていると、ヘアサイクルが乱れてしまい、抜け毛や薄毛を促進してしまうのです。

agaの治療はいつまで間に合うのか

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毛母細胞の分裂回数が残っているならば、いつでも治療することができます。しかし、agaは進行性なため、できるだけ早いうちに改善することが望ましいでしょう。何故若いうちから育毛剤を使った方がいいのか、薄毛を治療した方がいいのか、その答えはaga治療には寿命があるからなのです。

また、若い方が薄毛の改善もしやすいので、異変を感じたらすぐに治療することが、私たちにできる最善の方法となります。

agaの治療方法

agaの治療法は色々ありますが、その中でも特に効果的なのがaga専門クリニックで治療をするということです。治療方法は、aga治療薬の処方がメインとなっています。薄毛を改善させるために用いられる薬は、「フィナステリド(プロペシア)」と「ミノキシジル」。

フィナステリドはagaの原因であるジヒドロテストステロンの発生を抑制する働きがあり、ヘアサイクルを正常化に導きます。ミノキシジルは血行を促進し、脱毛症を回復させる効果が期待できるでしょう。agaの治療を行えば、agaの進行を抑えることができます。

agaの疑いがある場合は、AGA専門クリニックを受診しましょう。

生活習慣を改善しよう

agaの治療を行えば、agaの進行を抑え、薄毛を改善させることに繋がります。それと同時に生活習慣を改善することで、育毛効果や、さらなる薄毛のリスクを軽減することができるでしょう。ヘアサイクルの乱れには、ストレスによる血行不良が大きく関係しているので、ストレスをためないような生活を心がけましょう。

タバコには、髪の毛の正常な生育を妨げる成分がたくさん含まれています。ニコチンには血管の収縮作用があり、頭皮に血液が行き渡らなくなってしまうのです。薄毛が気になるなら、タバコの吸い過ぎには気をつけましょう。

「面倒くさい」という理由で運動不足になっていませんか。血液を送る役割を担っている筋肉が運動不足で弱まると、頭皮環境の悪化を招いてしまいます。運動で血流が改善されれば、髪の毛を育てる環境が整うでしょう。育毛に効果的なのは、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動です。

自分に合った有酸素運動を毎日の生活の中に取り込んでみましょう。薄毛や抜け毛で悩んでいる場合、agaの治療薬や育毛剤だけでなく、生活習慣を改善し、薄毛対策をより万全のものにしましょう。再三述べましたが、agaの治療には寿命があるので「まだ若いから大丈夫だろう」と軽視しないで、手遅れになる前に治療しなければなりません。

参考元→名古屋中央クリニック > AGA 名古屋http://0120077635.com/harg/